ちらくism

理事長あいさつ

 わたしたち社会福祉法人千楽は、どんな障害あっても、高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らせることを目標として2006年6月に設立した特定非営利活動法人がその母体です。千楽の名称には、「千葉を楽しく、今より千倍楽しく」という思いが込められており、その言葉の中から「千」と「楽」をとって、「千楽」と命名しました。

 人にはそれぞれの個性があり、幅があります。わたしたちは人々の幅を認め、尊重して受け入れられる社会が豊かな社会であると考えています。そして多様な人々は特別な存在ではなく、同じ人間であり、生まれてきた尊厳と自由な自己実現を願う存在でもあると考えています。つまり、障害のある人たちが楽しく暮らせる社会は、多様である人々に共感し、愛情を持って受け入れることではじめて達成できます。そしてそのような社会の実現が、矢もすれば社会にある目に見えない四角四面の呪縛を解きほぐし、われわれが住む社会に希望の光を灯してくれると考えています。

 私たちは、人々が多様であることをまず認め、その多様な人々が暮らしやすい街、地域をつくるための様々な福祉サービスを提供する法人となるために、現状に留まらず千楽自身も改革を繰り返しています。そして多様な人々を受け入れる体制、組織を整えるために活動に制約がある特定非営利活動法人からより多様な福祉支援が可能となる「社会福祉法人」として2022年4月から再出発することとしました。それによって短期入所施設を開設し、これからはさらに利用者の生活に寄り添える支援を増やす予定です。また、千楽では社会福祉法人では珍しい出版事業を始めました。当事者やその家族、支援者の思いを、言葉と文の発信で、当事者やわれわれ千楽の仕事のことを多くの人々に知ってもらうことを目論んでの取組です。

  社会福祉法人千楽は歩み始めた赤ん坊のような存在ですが、私たちが大切していることがあります。それは「何にでも前向きに取り組む姿勢」です。自分自身にブレーキをかけず、失敗を恐れずに挑戦することです。赤ん坊は転んでも好奇心のままに再び歩み出し、転びながら日々成長します。われわれも自身の思いを大切に新たなことに取り組むチャレンジャーであり続けることで、活気のある組織を地域のみな様とともに創ることを目指しています。皆様の力をお借りしながらも自立した社会福祉法人として歩んでまいりますので、これからも変わらずご支援くださいますようお願い申し上げます。

社会福祉法人 千楽
​理事長 岸田宏司

社会福祉法人 千楽 理事長
岸田 宏司

昭和31年生まれ、京都府出身。 現在、社会福祉法人千楽の理事長を務める。
和洋女子大学の学長でもあり、専門は老年学、高齢者介護、ケアマネジメント等。
主な著書に、『利用者ニーズに基づくケアプランの手引き-星座理論を使って-』(中央法規出版 平成12年2月)、『評価が変える介護サービス―与えるサービスから選ばれるサービスへ』(法研 平成15年7月)

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