ご挨拶


わたしたち「千楽chi-raku」は「どんな障がいがあっても、高齢になっても、住み慣れた地域で安心して暮らせる」ことを目標として2006年6月に設立されました。千楽chi-rakuという名前は「千葉を楽しく、今より千倍楽しい街にしたい」という思いから「千」と「楽」をとって、「千楽chi-raku」となりました。

 

人にはそれぞれの個性があり、幅があります。わたしたちは人々の幅を認め、尊重して受け入れられる社会が豊かな社会であると考えています。

 

障がいも人の幅のひとつです。私たち千楽chi-rakuは、障害者支援の専門的な知識と技術をもってその人と家族に寄り添いながらその人らしい生活を千葉で実現することを目指しています。

 

わたしたち職員は法人の設立に当たって、障がい者が安心して暮らすためのさまざまな取り組みをしてきました。


そのひとつに障がい者の就労支援があります。ひとりひとりの障がい者に応じてできる仕事を考える就労支援です。もちろん既にある仕事をできるように障がい者がスキルアップすることも大切にしつつ、「この人ならこんな仕事ができるのではないか」、といろいろと試行錯誤を繰り返しました。

 

トマト栽培とトマトソース缶詰の製造は最初に取組んだ障がい者のための「仕事づくり」への挑戦です。農作業には仕事の幅が広い点に着目しました。トマトソースは和洋女子大学とコラボレーションし、製造過程を工夫して障がい者が仕事できる加工法を考えました。たとえば収穫したトマトを冷凍することで、皮むきと芯取りを安全にできることを見つけました。農作業と缶詰加工の過程で障がい者が主体的にできる仕事を探す取り組みです。

 

これらの取り組みが千楽chi-rakuの原点であり、現在提供しているさまざまな活動に繋がっています。これらの活動の中心に「障がい者を中心に社会を点検しよう」と言う精神があります。その精神を具体化するために千楽chi-rakuには個性と能力に溢れたスタッフが集まっています。人がその人の個性や幅を活かせる社会を目指して千楽chi-rakuはこれからも活動して参ります。地域のみな様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。 

 

 

NPO法人 千楽chi-raku

理事長 岸田 宏司