会社名



 日野ハーモニー株式会社


親会社である日野自動車株式会社では、早い時期から障がい者雇用の取り組みを行なっていましたが、ノーマライゼーション促進と社会的責任、そして更なる障がいに対する配慮が行き届いた環境を整備することを目的に、特例子会社の日野ハーモニー株式会社を設立しました。


また同時に、親会社内に「障がい者雇用促進委員会」を立ち上げ、全社への障がい者雇用の啓発や、職域拡大のための働きかけを実施しています。
今後も日野グループ内での理解を深め、さらに職域を拡大していきたいと語る取締役事業部長の細谷さんは、日野ハーモニーをひとつの企業として成功させるべく、生産性や効率にも重きを置いた組織作り、現状にあった教育制度・評価制度作りの基、会社運営に取り組んでいます。
そして、そんな同社では、知的障がいをお持ちの方が中心となって、自立と自己実現のために活き活きと働いています。

 会社名  日野ハーモニー株式会社
 親会社  日野自動車株式会社
 所在地

 東京都日野市日野台3-1-1

 設 立  2007年12月3日
 資本金  2,000万円
 事業内容

 清掃業務
 事務軽作業(封入作業ほか)
 名刺製作
 本社メール便

 

 従業員数

 14名   ※2011年2月現在
 知的障がい者 11名 (3名)
 知的・身体障がい者  2名
 身体障がい者  1名 
 ※( )は重度障がい者人数

『会社の使命』
障がいを持つ社員一人ひとりを大切にし、その自立を助け、自己実現できる場を提供する。
『基本方針』
障がい者と健常者が障がいの有無を乗り越え、一人ひとりが共に助け合い、工夫しながら、持てる能力を十分に発揮できる企業風土をつくる。

研修・教育はOJTが中心!

研修や教育は、実践を通して身につける。入社し、安全教育など幾つかのプログラムを終えるとさっそく現場に出て実務をスタート。それぞれの担当職場で、実際に道具を手に取り、マニュアルを参考にリーダーの指導を受けながら習得する。


支援機関への定期的な

情報提供

会社では会社生活におけるフォローを全面的に行い、生活面のフォローは支援機関に任せ、家庭との接触は基本的に支援機関を通すことにしている。そうすることにより、会社での状況や、会社の考えなどを、ぞれぞれの家庭環境に合った形で噛み砕いて伝えてもらえ、スムーズなコミュニケーションと迅速な問題解決が実現している。個別報告は随時、また年に2回支援機関に対しての全体的な報告会議を開催し、組織変更や人事異動・労務問題の事例や対策などを含め、伝えている。

知的障がいに配慮した

マニュアル

写真を多く使用して目で見て理解できるよう作成。理解レベルに応じて数種類のマニュアルを用意し、業務の習得になるべく差の出ないよう配慮している。


1ヶ月ごとの個人目標を掲示

1ヶ月ごとにひとり3項目ずつの目標を立てる。毎月着実に、それらの目標をクリアしていくことにより、積み重ねると大きな成長を遂げていることになる。また目標は事務所内に掲示している。自分の目指すところを公言することにより、達成への責任感とモチベーションが沸く


社会人・企業人としての

マナー講座

2010年12月より社会人・企業人としてのマナー講座を実施している。全社員(リーダー・障がい者共に)が受講。身だしなみ・服装、通勤時のマナーや安全、挨拶や言葉遣いなど基本的な内容も改めて学びなおす。また、社内のプログラムだけでなく社外の講師による講座も合わせて受講することで、学んでいることが会社の外でも通用する一般常識であることを認識し、学ぶ意欲と理解を深めることにつなげている。

 

評価は、努力や頑張りの

“通信簿”

毎月の個人目標や38個の採点科目からなる個別プログラムなどを半期に一度評価し、5段階に分かれた成績給や基本給、賞与に反映させている。明確な評価基準があり、評価表をもって本人はもちろん支援機関にも報告される。そのため、改善すべき点などもきちんと伝わり、支援機関での的確なサポートにつながっている。また、評価表は会社と支援機関間のコミュニケーションツールとしての役割も果たしている。


懇親旅行で家族と

コミュニケーション

一方で、毎年1回家族が参加しての懇親旅行を開催し、家庭とのコミュニケーションをとり信頼関係を築いている。またそれとは別に地域特例子会社合同で行なっているキックベースボール大会にも参加。スポーツを通して会社や家庭では見られない表情などを見る機会も設けている。


(取締役事業部長 細谷様)

一般企業へ就職し、そして長く働き続けるためには、何のために働くのか?働くとはどういうことなのか?を理解し、基本的な社会マナーを身につけ、そして規則正しい生活を送れることが大切です。
完璧に身についていなくとも、せめてその“重要性”だけは理解している必要があります。せっかく就職はできたものの定着につながらなくては意味がありませんから。

日野ハーモニーが設立された目的のひとつには、グループにおけるノーマライゼーションの促進があります。そのため当社では障がいを持つ社員が、ハンデを感じることなく活き活きと仕事に取り組めるよう、障がいに対する配慮に関しては注力しています。けれど、ひとつの会社として社会で認められ、貢献するために、ひとりの“企業人”としての自覚を持つことに対しては妥協できません。
少しきつい言い方かもしれませんが、“障がい“を言い訳にすることなく、責任感と積極性を持って仕事に取り組んでください。学ぶ姿勢を大切に、日々成長しながら、一度入社したら定年まで勤めて欲しいと思っています。

 会社見学  随時受付。
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 採用情報

 ハローワークまたはホームページで募集します。
 詳しくはお近くのハローワークにお問い合わせいただくか、または 

 ホームページをご確認ください。

 連絡先

 TEL 042-584-8501 担当:管理課

 メールアドレス:hm.honsya@harmony.hino.co.jp

 ホームページ  http://www.hino-harmony.co.jp/

リーダー1人に対し3名の体制でフォロー

リーダー(指導員)1人に対して、障がいのある社員3名を1つのチームとして業務に取り組んでいます。体調や気持ちの変化などにも目が行き届くため、何かあった際も迅速に対応ができます。基本的に、健常者2人の業務量を3人でこなせるような形で分担やペース配分なども行い、高い生産性を保つようにしています。

 

楽しかった思い出も、日々のモチベーションに!
家族とのコミュニケーションを目的に年に1度開催している懇親旅行や、他社との交流に一役かっているキックベースボール大会…。そんな楽しかった思い出の写真は壁に掲示し、いつでも見られるようにしています。楽しい記憶もまた、日々の業務のモチベーションにつながります。