会社名



  あけぼの123株式会社


「先日、1名退職者が出てしまったのです・・・。」設立以来、今日までの退職者数はたったの2名だという定職率の高い特例子会社。そんな、あけぼの123の代表齋藤さんは、最後まで本人や親を交えて解決策は無いか?継続して勤め続ける手段はないか?と考え抜いた結果残念ながら退職することになった元社員のことを、本当に悔しそうに話してくださいました。

 

それは、社員一人ひとりを家族のように大切に思い、私生活から社会生活まで親身になってフォローしている・・・あけぼの123という会社の指導員達の悔しさを代表した言葉だったように思われます。

 

「せっかく縁があって同じ会社で働けることになったのだから」と、ひとりひとりが毎日元気に楽しく仕事ができる、仕事を通して成長していける、長く勤務を続けられる、そのための支援を惜しまない指導員のいる同社では「埼玉県で一番良い会社をつくりたい!」を目標に、明るい仲間達が笑顔で日々業務に取り組んでいます。

 会社名  あけぼの123株式会社
 親会社  曙ブレーキ工業株式会社 
 所在地  埼玉県羽生市東5-4-71
 設 立  2003年9月16日
 特例認定  2004年4月1日
 資本金  1,260万円
 事業内容

1.清掃(トイレ、洗面台、会議室、更衣室、階段、通路など)

2.回収(自動販売機空き容器一時回収、エコキャップ回収など)

3.生産現場での直接作業(ブレーキ部品の袋詰め作業など)
4.事務補助作業(経理伝票ファイリング、コピー用紙供給、社内郵便など)
5.曙グループの名刺印刷
 

 障がいのある

 従業員数

 20 ※2010年11月1日現在

 知的障がい者  20名(11名)

 ※( )は重度障がい者数

『曙ブレーキグループの一員として、曙の理念「ひとつひとつのいのちを守り、育み、支え続けて行きます」を基本に、人に配慮し地域に根ざした企業として社会に貢献し続けます。』

教育・指導方針:『人として育てる』

育て続ける

理念に掲げている「人として育てる」ことを実践しながら「埼玉県で一番良い会社をつくりたい」を目標にしている。
“正社員”という期間の定めのない雇用形態のため、給料を払っている以上は育て続けなければならないという企業のスタンスであり、例えば清掃で言えば「きれいに早く安全に」を目指してよりよい作業手順書を作り、指導員による指導内容の差が出ないようにしている。

指導員を育てる大切さ

● よいことば いちらん(良い言葉一覧/「個性を認め合う」から始まる言葉集)
● 生活習慣フォロー(朝の挨拶や朝礼での顔色を通しての体調把握、寝た時間・起きた時間・土日の過ごし方)
● 余暇活動の取り入れ(いちご狩り・バーベキュー・ティーボール・納涼祭・なし狩り・食い倒れ食事会・ボウリング大会・駅伝大会・卓球大会・隔月の誕生日会など)
● 毎日仕事終了後の指導員ミーティング(問題点・課題の共有など)
● 指導員と社員の成長自慢話大会(指導員の相互啓発の場として年2回開催) 上記のような活動内容から「福祉的な活動をしている」との評価も受けるが、会社としては前述のとおり「社員を人として育てること」「埼玉県で一番良い会社を作る」には、なによりも指導員を育てることが一番である・・・という考えのもと取り組んでいる。

 


(代表取締役社長 齋藤光司様)

まず“働く”ために、健康な身体づくりをお願いしたいです。
 そのためには普段の生活がきちんとしている必要がありますし、ご家族・ご家庭も、支援者の方々も、“人として”生きていくため、基本的に必要な生活習慣や社会のルール・エチケットなどの教育をお願いできればと思っています。
特に、なぜそれが必要で、なぜそれをやらなければならないのか?という理由・目的をしっかりと教えていただき、形だけでなく本質から理解し行動に移せるようにしていただきたいですね。もちろん、入社してからは弊社でも業務習得や仕事に対する意識付けに加え、毎朝の生活習慣フォローや家族見学会での親御さんへの気付き、職場見学会を通して働いている姿を見ていただく機会を設けたり・・・と、「人を育てる」取り組みを続けていきます。
また、何か悩み事や困ったことなどがありそうな場合は、本人ときちんと話し合い、また親御さんも交えて解決しています。そういった取り組みが、弊社の高い定着率にもつながっているのだと思います。

 会社見学  各地域保護者の会、特別支援学校、特例子会社等の企業を含め毎月対応
 採用情報

 ハローワーク主催の合同面接会にて採用(年1名)。

 お近くのハローワークにお問い合わせください。

 連絡先  TEL 048-560-1231 担当:齋藤

 ●今月の目標や体調管理もオープンに!

社員が朝礼やミーティングをしたり休憩をとったりするスペース。壁には社員一人ひとりの顔写真と今月の目標が掲示してあり、それぞれの目指すところが共通認識となっている。また、一人一文字ずつ書いた「埼玉県で一番良い会社を作りたい」という合言葉や、各種余暇活動における思い出の写真、前日の睡眠時間や安全唱和なども、いつでもみんなが見られるようオープンに管理されている。

 ●ちょっとした工夫が使いやすさの決め手!掃除用具

障がいを持つ社員の目線で、改善・改良が加えられ続けている各種用具。指導員は「必ず自分でやってみて・使ってみて、成功体験を味わえたら社員に挑戦してもらう」という考えの下、試行錯誤で用具や作業フローなどを改善している。
写真は掃除用具を取り出す際にどこに何を置くのか?をわかりやすくするためのものと、用具をかごに入れやすくする工夫。

 ●改善・改革を重ねたあけぼの123の製造部門

職域拡大のひとつとして2008年4月から請負をスタートしたブレーキ部品袋詰め作業。親会社の改善部門・製造部門の協力を得て製造工程の受託に成功した。 作業フローから工場設備まで、細かい工程も含め改善に改善を重ね、今では100件以上も手を入れた「障がい者にとってもやさしいライン」ができあがり、安全で品質もよく生産性の高い製造部門となった。これにとどまらず今後も改良を続けていくという。 仕事には、「からくり」という遊び心も忘れずに・・・そんな思いを込めて改良された運搬機も!

 ●社員の手作り社内報「愛と夢(アトム)ニュース」

知的障がいを持つ社員が作る社内報「愛と夢(アトム)ニュース」は毎月2号発行されています。記事の編集をするため朝早く出社し、ニュースが完成するとakebonoグループ会社全体(海外含め)が見ることのできる社内電子掲示板を利用して配信します。 障がい者雇用の現状を知ることのできるこのニュースは、社内でも好評で、毎号の発行日を楽しみにしている本社社員も多くいらっしゃるそうです。